中途採用状況調査 2019年版(2018年実績)

目次

16年・17年に引き続き、企業の人手不足感は解消されておらず、優秀な人材の取り合いとなっている。

中途採用サポネットでは、中途採用担当者1000人を対象にした「中途採用状況調査」を実施。結果の概要は以下の通り。

人材の過不足感

人材の過不足感は、「不足している計」が6割強で、「余剰感を感じる計」の3倍以上を占める。16年・17年と同様に、全体的に人材不足な状態が続いている。
従業員数別にみると、従業員数が多い企業ほど「不足している計」が高い。
業種別で、特に不足感が強いのは『サービス・レジャー』『不動産・建設・設備』。また、『運輸・交通・物流・倉庫』ではおよそ4分の1の企業が「とても不足している」と回答。
採用窓口エリア別にみると、人口の多い『首都圏』が最も不足感が強い結果となった。

中途採用を実施した理由

中途採用を実施した理由は、5割弱の企業で「組織の存続と強化(活性化)」が挙げられる。次いで「年齢など人員構成の適正化」「将来の幹部候補・コア人材の確保」が4割以上。
「退職者の増加」以外の理由は、いずれも17年よりも高い割合になっている。
業種別にみると、『運輸・交通・物流・倉庫』は「労働時間短縮への対応」が最大の理由で、6割にのぼる。『サービス・レジャー』『医療・福祉』は「退職者の増加」が半数近くで挙げられており、離職率の高さがうかがえる。

前年と比較した中途採用の実績

2017年と比較した中途採用の実績は、「増えた計」と「変わらない」がそれぞれ4割を占め、「減った計」が2割弱。
従業員数別にみると、従業員数が多い企業ほど、「増えた計」の割合が高い。
業種別では、『サービス・レジャー』で「増えた計」が低く、「減った計」が高い。人手不足が厳しい状況。
採用窓口エリア別にみると、『首都圏』で「大幅に増えた」「やや増えた」がともに高い。

前年と比較した中途採用活動の印象

2017年と比較した中途採用活動の印象は、「前年並みに厳しかった」が約6割と多数を占め、16年・17年とおおよそ同傾向。
従業員数『300人以上』の企業では、全体より「前年より厳しかった」が高い傾向。
業種別にみると、いずれも厳しい傾向は同じだが、中でも『製造・メーカー』は特に厳しい状況。計画通りに採用者数が確保できていないと考えられる。

中途採用で効果のあった手法

中途採用で効果のあった手法は、「転職サイト」が5割強で最も高く、「人材紹介会社」「ハローワーク」が4割弱で続く。
従業員数『60人未満』企業では、「人材紹介会社」が全体より10pt以上低い。一方で『300人以上』の企業では、「人材紹介会社」が全体より10pt以上高い。

1次面接から内定を出すまでの平均日数

1次面接から内定を出すまでの平均日数は、「1週間以上2週間未満」が3分の1を占め、平均値は15.1日。分布を16年・17年と比較すると、「2週間未満」が増加している。
従業員数別にみると、従業員数が大きい企業ほど、長い日数を要する傾向。
業種別にみると、『不動産・建設・設備』『運輸・交通・物流・倉庫』『医療・福祉』では「1週間未満」が約3割と、比較的短期間での採用が多い。
反対に、『金融・保険』では3割が「1か月以上」かけており、選考が慎重に行われている。

2019年の中途採用の見通し

2019年の中途採用の見通しは、半数近くが「経験者採用・未経験者採用ともに積極的」。16年・17年に引き続き、積極採用の傾向。
経験者採用と未経験者採用を比較すると、経験者採用の方がより積極的な傾向。
業種別にみると、『サービス・レジャー』『運輸・交通・物流・倉庫』『医療・福祉』は、「経験者採用・未経験者採用ともに積極的」や「未経験者採用に積極的計」の割合が高い。人材不足解消のため、経験を問わず、まずは採用者を確保したいという状況がうかがえる。

「中途採用状況調査 2019年版(2018年実績)」概要

  • 調査地域/全国
  • 調査方法/インターネット調査
  • 調査期間/2019年1月15日(火)~1月21日(月)
  • 調査対象/1年間(2018年1月~12月)に中途採用活動実績のある企業1000件

マイナビ転職で、採用活動をはじめてみませんか?

会員数・掲載案件数ともに業界最大級!
マイナビ転職では、母集団形成から採用業務の改善まで貴社の採用を支援する幅広い商品・サービスをご用意しています。
採用でお困りの際はお気軽にご相談ください。

採用のご相談・お問い合わせはこちら

03-6740-7228
受付 9:15~17:45(平日)