労働市場レポート 2017年11月版(09月実績)
目次
- 調査対象 厚生労働省「一般職業紹介状況」、総務省統計局「労働力調査」
- 調査期間 2017年09月
- 調査目的 毎月の労働市場の実態を明らかにする
有効求人倍率は1.52倍で横ばい、完全失業率も2.8%で横ばい。
有効求人倍率

厚生労働省が発表した2017年9月の有効求人倍率(季節調整値)は1.52倍で前月と同水準だった。労働需給は引き続き、引き締まった状態にある。
有効求人数は前月比0.3%増、有効求職者数は同0.1%増だった。新規求人倍率は2.26倍と前月から上昇した。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)をみると、受理地別では、最高は東京都の2.07倍、最低は沖縄県の1.08倍となった。
完全失業率

総務省が発表した同月の完全失業率(季節調整値)は2.8%で、前月から横ばいだった。3%を下回るのは4カ月連続。
失業率は1994年以来、23年ぶりの低水準での推移が続いており、総務省では「雇用情勢は着実に改善している」と判断している。
労働力指標
