労働市場レポート 2017年04月版(02月実績)
- 調査対象 厚生労働省「一般職業紹介状況」、総務省統計局「労働力調査」
- 調査期間 2017年02月01日~2017年02月28日
- 調査目的 毎月の労働市場の実態を明らかにする
完全失業率、2.8%に改善=22年ぶり低水準。求人倍率は1.43倍で横ばい。
有効求人倍率(2017年02月の実績)

完全失業率(2017年02月の実績)

総務省が発表した2017年2月の完全失業率(季節調整値)は2.8%に改善し、1994年6月(2.8%)以来、22年8カ月ぶりの低水準となった。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は1.43倍と前月から横ばい。雇用情勢は改善が続いている。
原数値でみた就業者が50カ月連続で増加し、完全失業者が81カ月連続で減少するなど、人手不足感の強まりを背景に求職が就業に結びついていると総務省ではみており、「雇用情勢は着実に改善している」と判断している。
新規求人倍率は2.12倍と前月から0.01ポイント低下。有効求人数は前月比0.7%減、有効求職者数は同0.5%減だった。
労働力指標(2017年02月の実績)
