採用市場レポート

労働市場レポート 2016年1月版(2015年11月実績)

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  • 調査対象 厚生労働省「一般職業紹介状況」、総務省統計局「労働力調査」
  • 調査期間 2015年11月1日〜2015年11月30日
  • 調査目的 毎月の労働市場の実態を明らかにする
  • 2015年11月の有効求人倍率は改善(23年10カ月ぶり高水準)、失業率は悪化

    厚生労働省が2015年12月25日発表した2015年11月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の1.25倍となり、1992年1月以来、23年10カ月ぶりの高水準となった。改善は2カ月ぶり。また総務省が発表した労働力調査(同)によると、2015年11月の完全失業率は0.2ポイント上昇の3.3%となり、3カ月ぶりに悪化した。完全失業率が小幅に悪化したのは、人手不足感の高まりを背景に、より良い職を求めて自発的に離職した人が増えたことが主因。完全失業者は前月比11万人増の217万人だった。

    都道府県別では最高が東京で最低が鹿児島

    都道府県別では、最高が東京の1.85倍、最低が鹿児島の0.90倍だった。正社員だけの有効求人倍率は、前月比0.02ポイント上昇の0.79倍と、過去最高だった。
    業種別の新規求人数は、介護人材の不足などで医療・福祉が高い伸びを続けているほか、訪日外国人の増加を背景に、宿泊・飲食サービス業や卸売・小売業でも大幅に増加した。

    求人、求職および求人倍率の推移

    【実績】有効求人:244万件。有効求職者:194万人。有効求人倍率:1.25倍。
    ・有効求人は前月に比べ1.2%増となり、有効求職者は0.2%増となった。
    ・有効求人倍率は1.25倍となり、前月に比べて0.01ポイント上昇。

    就業者数と完全失業率の推移

    【実績】就業者数:6379万人。完全失業率:3.3%。
    ・就業者数は6379万人。前年同月に比べ8万人の増加。12か月連続の増加。
    ・完全失業率(季節調整値)は3.3%。前月に比べ0.2ポイント上昇。

    職種別有効求人倍率の推移

    【実績】職種計:1.07倍。建築・土木・測量技術者:4.46倍。接客・給仕の職業:2.36倍。情報処理・通信技術者:2.23倍。
    ・建築・土木・測量技術者は前年同月に比べ0.17ポイント上昇。依然として高水準となっている。
    ・前年同月比で最も上昇したのは、接客・給仕の職業で0.43ポイントの上昇。サービス業界で人材獲得競争が加熱している。

    都道府県別有効求人倍率

    【実績】東京(1.85倍)。福井(1.61倍)。岐阜(1.60倍)。愛知(1.56倍)。富山(1.53倍)の順。 ・7ヶ月連続で、すべての都道府県で0.80倍を超えている。
    ・最高は東京の1.85倍、最低は鹿児島の0.90倍。前年同月と比べて最も上昇したのは、岐阜で0.28ポイントの上昇。

    求人広告件数の動向

    【実績】有料求人情報誌:43,470件。フリーペーパー:429,803件。折込求人紙:101,876件。求人サイト:695,983件。
    求人メディア全体の広告掲載件数は1,271,132件で前年同月比+27.6%となった。各メディアの件数は前年同月比で、有料求人情報誌(-3.2%)、フリーペーパー(+30.3%)、折込求人紙(-5.5%)、求人サイト(+35.6%)となっている。

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