採用ノウハウ

採用拠点のないところに住んでいる応募者の採用をおすすめする理由

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こんにちは、アウトソーシングテクノロジーの若林聖子です。採用において、近ごろは求人媒体や手法が多様化しており、採用活動の難易度が年々上がってきています。
採用単価が上がる中、いかに低コストで採用できるかが、人事の皆さまの悩みの1つではないでしょうか。

拠点に近い地域に住んでいる求職者の方が面接の調整もしやすく、採用後の転居コスト・時間もかからなくて済むことはわかります。
しかし、遠方に住んでいる人の方が長く会社に貢献してくれる可能性も大いにあるのです。

そこで今回は、採用拠点のないところに住んでいる応募者と面接する際のポイントや、私が実際に採用して感じたことをお伝えしたいと思います。

筆者:株式会社アウトソーシングテクノロジー
採用キャリアアドバイザー 若林聖子

求人広告代理店で営業職、エンジニア派遣会社で人事労務事務を経て現職。どんな任務にアサインされても常に1カ月目で成果を報告できるよう、垂直立ち上げを自らのテーマとしている。メンバーと共に業界トップクラスの採用に向けての組織構築を実行中。

地方から都心へ応募される方の思いは強い

例えば、地方にお住まいで、都心勤務の求人広告に応募することは、とても勇気のいる決断です。
つまり、その勇気を振り絞って応募されるわけですから、その覚悟は確かなものと言えます。

私がこれまで面接してきた中で、応募してきた方の背景には様々なケースがありました。

  1. ケース1. 「自分のやりたいことが出来やすい環境が都心にあるから」
  2. ケース2. 「なんだかちょっと面白そうだから都心に出たい」
  3. ケース3. 「こっちでは仕事が無い(就職先が見つからない)から都心に出たい」
  4. ケース4. 「このまま実力を養えずに地元にいても、将来の不安があるから都心に出たい」
  5. ケース5. 「お金をどうしても稼がなければいけないから、都心に出たい」
  6. ケース6. 「あ、地元でも募集してると思って応募しました。(そもそも出る気ない)」

これらから判断できることは、ケース6は論外としても、ケース2を除けば「都心に出る理由があって出たい」と思っているということ。

皆さん明確な目的を持って、覚悟を持って応募して来られています。これは都心に限らず、仕事のあるところに行くという意味では同じように考えることができます。

この目的や覚悟は就業意欲に繋がり、困難にぶつかったとしても乗り越えられるだけのエネルギーとして姿を変えてくれる可能性が大いにあるのです。

求人原稿を出稿するまでに検討しておくべきこと

では、どのようにして選考すればよいのでしょうか。

無理に遠いエリアに絞って求人をかける必要はありません。全国版の大きな求人媒体に載せた求人に、遠いエリアに住んでいる方から応募があり、選考すること例にして、求人広告に載せておくべき項目をご紹介します。

  1. 出張面接があるかどうか
  2. web面接が対応可能かどうか
  3. 出張面接やweb面接が無い場合、都心に受けにいった場合の交通費補助はあるかどうか
  4. 地元に帰る際の福利厚生はあるかどうか(独身単身の場合)
  5. 単身赴任で来る場合の単身赴任手当はあるかどうか

これらを可能であれば広告内に記載すると良いかと思います。対応できないものについては載せる必要はありませんが、対応できるのであれば大きな武器となりますので、他社に勝る強みとして有効に活用すべきと考えます。

遠隔でweb面接をする際に気をつけること

では次に、Skypeなどを用いてテレビ面接をする際に気をつけることをお伝えします。そこまで優しくフォローするつもりはないとお考えの企業様もおられるかもしれませんが、当社が実施しているスタイルをご紹介します。

“パソコンを持っていません”という応募者について

パソコンがなくてもスマホで対応できることを伝えています。パソコンを持っていない応募者はいても、スマホを持っていない応募者はまずいません。そこで、スマホで対応してもらうようにしています。

あくまで当社の事例ですが、スマホ回線でのSkype面接においても、よほど通信環境が悪くない限りは問題なく会話することができております。

また、web面接の際は、事前準備が非常に重要となります。履歴書、職務経歴書は事前に送ってもらうことは必須です。さらに、通常の面接とは違い、個人情報保護に関する書類にその場で署名してもらうことは不可能ですので、予めメールまたは郵送にて返信してもらう必要があります。

会社説明資料においても同様で、メールで事前に送るなどし、気になる点や不明点を考えておいてもらうようにします。本人の会社に対する理解を深めておくことは、面接時間の短縮につながります。

他社が狙いにいかないところに金の卵が眠っているかも

弊社では、どこにどれだけ優秀な人材が存在しているかという議論をよく行っています。日本国内だけでなく、海外にも視野を広げて採用活動を行っておりますが、やはり他社とのバッティング問題が採用効率に非常に影響を与えています。

極論を言ってしまうと、「他社より当社に魅力を感じてもらえるかどうか」になってしまいますが、クロージングにかけられるエネルギーには限りがあります。

どうせ戦うなら敵は少ない方がいいですよね。そこで他社が狙いにくいところを狙う。

住んでいる居住地だけで合否を決めるのはもったいないです。他社が手を出しにくいところには、まだまだ才能を持った金の卵たちが眠っています。

Skype面談を行う + 転居に伴う経費さえ投資で出来れば、優秀な人材を迎え入れられる可能性があります。しかし、経営陣としてはリスクを考えてしまい、経費をかけてもすぐに離職されては…と怖い気持ちもわかります。

その場合は、転居に伴う費用は自己負担としてもらうことも手段の1つかと思います。

最後に

今回は、遠方の方を採用する意義とポイントについてお話ししました。遠方の方に内定を出すと、テレビ面接だけでも内定を承諾していただける確率は高く、都心の内定承諾率と比べ効率のよい採用活動が行えると言えます。

工数がかかる部分もありますが、自社の拠点外のエリアにて、金の卵探しを積極的に行ってみてはいかがでしょうか?

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