採用ノウハウ

採用力のある企業とない企業を分けるものとは?

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2020年の東京五輪に向けて、いま、中途採用市場は需給が逼迫しつつあると言われています。
人が採りにくくなる状況が続くなか、採用活動において何が最も重要かについてお話しを伺いました。

Q これから採用を始めようとするとき、念頭に置くべきことは?

採用アウトソーシングサービスについてお話しする前に、サービス利用の前提となる採用活動の基本や、現在の採用環境などについて、少しおさらいしておきましょう。

採用活動は主に3つのフェーズからなります。その会社に必要な人を採りたいと考えたとき、まず志望者を集めなければいけません。次に、具体的な就職先として、求職者を自社に引きつける必要があります。そして引きつけたあと選ぶ。つまり「集めて」「引きつけて」「選ぶ」。この3つが採用活動のベースです。

最初の「集める」ところは労働力需給の影響を強く受けます。現在は需給が引き締まりつつある状態で、一説には2020年の東京オリンピックまで需要が高止まりしたまま、その傾向が続くと考えられています。

簡単に言うと、思うように人が集まらない状態。誰でも名前を知っている大手企業には人が集まる一方、ネームバリューがない会社は採用活動の入り口の「人を集める」というところで苦労しています。市況感と言うか、今は人を集めにくい状況にある、ということをまず念頭に置いておく必要があるでしょう。

Q 人が集まらない状況で、応募を採用につなげるには?

結論から言うと、「どうしたらたくさんの求職者に会えるか?」に、徹底的にフォーカスすることです。より多くの求職者に会うためにはどうすればいいかという視点で考え始めると、なすべきことが浮かんできます。

転職サイトに出稿して求職者を募ることから始めたとします。さて、集まった求職者に対し、どう対処するか。大事なのは、とにかく「いち早く連絡すること」です。

細かい話になりますが、たとえばその会社に応募した段階で、サイトからエントリーに対するお礼のメールが自動送信で送られます。しかし、「たくさん会う」という観点から言えば、絶対早く電話したほうがいい。
電話をしたら、すぐ会う日時を設定する。そして面接日が近づいたら、案内が確実に求職者に伝わるようにする。こうして接触頻度を多くすることで、貴社が求める人材に会える機会、出会える確率が増えるのです。

Q なぜ「早く連絡する」必要があるのか?

なぜそこまでしなければならないか?

そう思われた方は、中途採用の場面での「競合」について、もう少し注意を向けてみる必要がありそうです。競合相手になるのは同業他社だけではありません。求職者の志望理由はさまざまです。業種や職種のほか、給与や福利厚生など待遇面、通勤のしやすさ、安定性や社風など、注目するポイントは人それぞれ。
あなたがほしいと思う人材には他社も関心を持つでしょうし、極端にいえば、企業規模や待遇が同程度なら、どの会社とバッティングしてもおかしくありません。

そして、あなたの会社に応募している人は、同時に複数の会社に応募しています。しかも、労働需給は逼迫しつつある状態。A社とB社に応募したが、A社からはすぐ連絡があったものの、B社からは何の反応もない。
単純ですが、こうした扱いの差一つで、人の心は動きます。実際、その会社を最終的に選んだ決め手は?という質問を内定者や中途採用者にすると、「人事担当者の人柄や対応がよかったから」といった理由が答えとして返ってくる場合も少なくないのです。

そうした状況にありながら、「早く連絡すること」の大切さを認識していない、実践していない担当者が意外と多い。「いち早く連絡する」だけで他社と差別化ができ、アドバンテージを得ることができるという点に、もう少し目を向けてほしいと思います。採用力のある企業とない企業の違いは、こうした細部に宿っているのです。

場合によっては、採用枠はごく少数なので時間を掛けて厳選したい、と考える方もいるでしょう。であればなおさら、まず可能なかぎり母集団を最大化し、そこからできるだけ多くの人に会い、自社の魅力を直接訴求することで求職者を引き付けておかなければいけません。
厳選とは、多くの中から選び取ることだからです。

「早くたくさん会う」。

採用を成功に導こうとしたとき、そうしなくていい理由はありません。しかしながら、専任業務を優先しなければいけない場合や、応募が多すぎて対応しきれないこともあるでしょう。
エントリーがあるのにすぐに応対できなかったり、応募者から不在時に電話があってもすぐ折り返しできなかったり。しかしこれでは、応募を採用に結びつけるのは難しい。

  1. 負荷が多すぎてできない
  2. できないからできる範囲でやる
  3. タイミングを逃し応募者に会えないから採れない。

現在の採用活動がこのような負の連鎖に陥っているとすれば、そこから抜け出す方法を考えるべきです。

やるべきタイミングで、やるべきことをやる。そして、より多くの人に会うなど、人材を見極める方向、人材を囲い込む方向に力を入れる。採用アウトソーシングサービスは、こうした戦略的な採用活動を行うときの強い味方になります。

次回は、採用活動を進めるなかで発生する様々な問題に焦点を当てながら、応募を採用に結びつけるために、採用アウトソーシングサービスに何ができるかを伺います。

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取締役社長 安田泰司さん

採用アウトソーシングサービスや採用ノウハウに豊富な知見を持ち、各種媒体にも多くの出稿歴を持つ。

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