採用ノウハウ

採用も企画力で勝負!世界のクリエイティブな採用活動5選

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世界のユニークな採用活動5例_w800h450

どんなすばらしい求人広告を用意しても、誰にも見てもらえないのでは意味がありません。採用活動では、まずは候補者となりそうな人たちに興味を持ってもらうことが大切です。その方法を考えるうえでヒントとなりそうな、ユニークな採用活動を5つご紹介します。

Red 5 Studios:個別のメッセージで候補者の心をつかむ

アメリカ、カリフォルニア州に拠点をおくゲームデベロッパー、Red 5 Studiosは、競合企業のスタッフを対象に大規模な採用活動を計画しました。同社はソーシャルメディアを駆使して候補者を選び出し、最もプライオリティの高い(採用したい)上位100人に、各候補者のためにパーソナライズされたiPodを進呈することにしたのです。

もちろん、ただのiPodではなく、同社のCEOからのメッセージが録音されているというもの。候補者それぞれの過去の実績にふれ、ぜひRed 5 Studiosに入社してほしいというメッセージが込められました。

このキャンペーンの結果、90パーセントの候補者から返事があり、そのうちの3人の優秀な人材の引き抜きに成功しました。この採用活動は、すばらしいスタッフを得るとともに、競合会社から優秀な人材を奪うという一石二鳥の結果を残したのです。

スウェーデン軍:軍の基本精神を広め採用につなげる

スウェーデン軍は、新人募集を成功させるため社会心理学的な実験を行い、自己犠牲の精神を伝えることに重点を置きました。とても大胆なアプローチですが、求人情報を広めることだけでなく、多くの人の関心を引くことが結果として採用につながるというよい例でしょう。

彼らが行ったのは、ストックホルムの中心部に真っ黒い大きな箱を設置するというもの。その箱に窓はなく、中には椅子が1つ置かれています。ドアが自動でエアロックされる箱に一度入ると、その後、誰かが自分の身代わりになってくれるまで出られません。閉じ込められた人が椅子に座り、見知らぬ誰かからの助けを待つ様子が、ソーシャルメディアと街の中のスクリーンに生中継されました。

4日間続けられたこのキャンペーンは各メディアに大きく取り上げられ、74人が箱の中に閉じ込められました。非常に興味深いのは、見知らぬ誰かを助けるため、多くの人が遠方から駆けつけたことです。

キャンペーン計画当時は、1,430名の求人募集枠を埋めるために、約4,300件の応募を生み出せれば成功と見積もられていましたが、実際には9,930件の応募があり、企画した人たちを驚かせることとなりました。

IKEA:コストをかけずに、自社製品に詳しい人材を採用

日本でも根強いファンを持つIKEA。同社が行った採用活動は、顧客が購入した家具のパッケージの中に求人広告を忍ばせるというシンプルなもの。その結果、コストをほとんどかけずに4,285件の応募を獲得し、そのなかから280名が採用されました。

日ごろからIKEAの家具を愛用している人を採用すれば、商品に対する知識や研究心もあり、店舗に対する改善策なども自然と生まれてくるでしょう。ちょっと目のつけどころを変えるだけで、意外な場所からすばらしい人材を獲得できるというよい例です。

フォルクスワーゲンディーラー:ユーモアを交えた効果的な求人募集

ドイツのフォルクスワーゲンディーラーのマーティン・シルダーは、熟練した整備士を6人探していました。そこで単に求人広告を出すのではなく、ソーシャルメディアを使った求人募集に挑戦します。

2人の女性社員が古いフォルクスワーゲンに乗って、あちこちの自動車整備工場を訪れました。そして、車から変な音がするので、車体の下をチェックしてほしいと整備士に依頼します。整備士がジャッキで車を持ち上げ車体の下をのぞくと、そこには「整備士募集中www.MartinSchilder.nl」と書かれた看板が。

一連の様子は隠しカメラで録画されており、その動画がインターネット上に公開されると大きな反響を呼ぶことになりました。マーティン・シルダーは、優秀な6人の整備士を採用することに成功しただけでなく、この動画によりキャンペーンそのものが多くの人に注目されることとなったのです。

ソーシャルメディアを使えば、誰もが情報を発信できる時代。アイデアをうまく生かせれば、その効果は想像を超えるものになるでしょう。

オーストラリア国防軍:エントリーテストを掲載した募集広告

オーストラリア国防軍は、若い学生に防衛大学で学ぶための奨学金を出したいと考えていました。しかし、時間とコストを節約するために、通常の医学生ではなく、国内でもとりわけ優秀な医学生だけから応募を受けることを検討します。

そこで、同軍では奨学金の募集広告にエントリーテストを掲載することに。テストの内容は、スマートフォンのアプリを使って、募集広告に掲載された患者の診断をするというもの。このアプリは、画像認識機能と拡張現実の技術を応用しており、学生が広告にスマートフォンをかざすと、患者のレントゲン写真が現れる仕組みになっていました。

このキャンペーンは2012年のカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル(旧カンヌ国際広告祭)で4つのゴールデンライオンと、複数のシルバー、ブロンズ賞を獲得。もちろん、奨学生として最も優秀な医学生を選ぶことにも成功したとのことです。このケースは、厳密にいえば採用活動ではないかもしれませんが、優秀な人材を集めたいと考えている採用担当者の参考になるのではないでしょうか?

採用活動にもクリエイティブな発想を

いかがでしょうか?

なかには、大きな組織で予算があるからできたキャンペーンだろうとおっしゃる人もいるかもしれません。確かに、これらの採用活動のなかには多くの予算を必要としたものもあります。

しかし、視点を変えることにコストはかかりません。今までのやりかたを続けるだけではなく、必要とする人材に最短ルートで近づける方法を考えてみましょう。できれば、面白さやちょっとした驚きを交えた採用活動にチャレンジしてみてください。そうすれば、求職者の注意を引くことはもちろん、あなたの会社のファンになる人も増えるのではないでしょうか。

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