採用ノウハウ

中途採用における内定後の対応と受入れ体制のポイント (中途採用・面接官講座 第9回)

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応募者は、面接官を信頼して入社を決断します。応募者の期待を裏切らないためには、内定後のフォローと入社に向けての受入れ体制についても気を配ってください。採用業務は、採用したら終わりではありません。採用した新入社員が入社後戦力となり活躍することで、採用が成功したと言えます。 内定者の心理を含めて内定後の対応と受入れ体制について考えてみましょう。

内定後の対応

内定が決まったら雇用契約書を採用者へ必ず渡してください。応募者は待遇や労働条件について気にしていますが、内定企業から提示がないと一層不安になります。書面は送付で済まさずに来社してもらい、きちんと説明をしたうえで手渡してください。

また、在職中の転職者は、内定後退職を申し出ますが、優秀な人材であれば上司から引き留められる可能性があり気持が揺れます。また内定がゴールとなってしまい気持が冷めてしまうケースや新しい環境に対して不安を抱く内定者も多くいます。
内定の連絡を入れるだけで放置しておけば、上司からの説得や不安が大きくなり内定辞退ということにもなりかねませんので内定後のフォローをおこなってください。
入社まで1ヶ月以上期間がある場合は、電話やメールで連絡を取ってみて良いでしょう。言葉や文面から不安や問題を抱えていないか見極めます。少しでも何か兆候があれば、来社してもらい話をしてみるのもいいでしょう。入社前に同僚や上司を紹介することで、内定者は安心して入社できるようになります。

受入れ体制

転職者の入社時期や人数がまちまちなせいか受入れ体制が整っていない企業が散見されます。
転職者の入社日は、採用担当者だけでなく既存社員にもきちんと伝えたうえで、明るく迎えるようにしてください。名刺や必要な備品なども入社日に用意しておくとモチベーションが上がります。
入社後の研修についても、資料を渡しただけで放置するようなことをせず、丁寧に対応するようにしてください。

転職者は、少なからず職場環境を前職と比較をします。また短期間で戦力になることを求められていることから、既存社員や上司の目が気になります。新入社員から既存社員に対しては声をかけにくい心情を理解したうえで、既存社員とうまく馴染めるように気を配り、既存社員のかけ橋になることも大切です。

配属部署に任せってきりではなく、配属後も採用者の状況に気を配り声掛けをしてください。
配属部署から新入社員の問題点を指摘された場合は、一方的な指摘を聞き入れるのではなく新入社員とのヒアリングもおこなって対応してください。

配属後のバックアップ

  • 定期的に採用者から現状の報告を受け、問題があれば迅速に対応する。
  • 配属部署の上司との連携を密にする。
  • 配属後も積極的に新入社員に声掛けをおこなう。

採用担当者のちょっとした気配りで、転職者のモチベーションは変化します。お客様扱いする必要はありませんが、転職者が1日も早く戦力になれるようバックアップをしてください。

次回は、最終回になりますが「中途採用成功のために面接官が意識したいこと」についてお伝えします。

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解説
有限会社キャリアドメイン
谷所 健一郎

代表取締役
日本キャリア開発協会正会員 JCDA認定CDA(キャリア・デペロップメント・アドバイザー)
株式会社ソシエワールド、大忠食品株式会社で、新卒・中途採用業務に携わる。1万人以上の面接をおこない人材開発プログラムや業績評価制度を構築する。株式会社綱八で人事部長を務めたのち独立。

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