採用ノウハウ

中途採用活動はじめの一歩
採用サイトのスマホ対応と改善ポイント

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コンサルタント会社Lee Hecht Harrisonが2014年に実施した調査では、求職者の90%がスマートフォンやタブレットなどのモバイル機器を使って求人情報をチェックしていることが報告されました。このような状況のなか、中途採用の現場でもスマートフォンを使った採用活動が注目されています。

さまざまな海外ビジネス情報サイトでも、スマートフォンを採用活動に取り入れる必要性はたびたび取り上げられています。それらのなかでも共通して重要とされているポイントをご紹介しましょう。

採用サイトのスマートフォン対応で採用活動を成功させる!

1. 採用サイト制作のポイント

採用サイトのスマートフォン最適化は必須!

スマートフォンの利用者は、スピードを重視します。なかなか表示されないページや、取得できる情報が制限されたページは、すぐに閉じられてしまうでしょう。デバイスに最適化された情報配信することが、中途採用活動を行う際の最初の一歩です。

ここで注意しておきたいのが予算のこと。求人媒体などを利用するのではなく、自前で採用サイトを用意する場合、企画費、制作費はもちろん、サーバーやドメインの準備が必要になってきます。

また、企業がWebサイトの導入で最も大きな課題となるのが運営担当の人材確保だといわれています。たとえば、求人募集時には応募者の個人情報を受けとることになります。あらかじめセキュリティ対策をしておくことはもちろんですが、担当者にもセキュリティやサーバーに関する知識が必要になります。他にも、採用サイト自体の改善やをダイレクトソーシングを積極的に取り組むためには、Webマーケティングの知識などが求められます。

社内にWebサイト運営のノウハウがない場合、運営を外部の業者に依頼することもできますが、その場合には採用サイト作成の前に必ず料金を確認しておきましょう。制作費だけ考えていると思わぬ予算オーバーに見舞われます。

コスト面を含めて、誰がどのように運営していくのかを採用サイト作成の前にしっかり計画しましょう。

スマートフォンから直接求人に応募できるようにする

英米を拠点とするコンサルタント会社のケルトングローバルリサーチが1,000人の求職者を対象にアンケート調査を実施した結果、70%の求職者がスマートフォンを使って求人に応募したいと回答。
しかし、こうした応募者からの要望に反して、大手企業の4分の1以上は、スマートフォンからの求人応募を受け付けていませんでした。
さらに、スマートフォンから求人応募を受け付けている場合でも、その申し込みのプロセスはローンの申し込みなどよりよっぽど複雑で、ほとんどの応募者にとって使いづらいものであったことが明らかになっています。

スマートフォンから求人に応募できるようにして、LinkedInなどのSNSに登録済みのWeb履歴書を呼び出して簡単に応募できるようになっていれば、さらに利便性は高まるでしょう。簡単に応募ができ、企業からの返事もすぐ届く。スマートフォンを使った採用活動では対応にもスピードが要求されます。

採用サイトへは、求人内容だけでなく、企業文化やキャリア情報なども入れる

募集中のポジションを単に並べるだけではなく、どのような社風の企業で、就職したらどのような将来が望めるのかイメージできるコンテンツを提供しましょう。ビジネス情報誌Inc.によれば、スマートフォン用の採用サイトに、十分なキャリア情報が掲載されている企業は40%に満たないといいます。

スマートフォン対応のWebサイトも、PC版Webサイトと同じ情報量が含まれていることが大切です。そして、両方の採用サイトで提供されている情報の整合性も必ず確認してください。

2. 採用サイト運用のポイント

自動返信メッセージを活用して中途採用の応募者に安心感を与える

エントリーした後に企業からの反応がなければ、応募者は「ちゃんと応募できたのかな」と不安になってしまうものです。スマートフォンで求人応募や問い合わせを送信した後に、「ご応募ありがとうございます」などと自動返信のメッセージが届けば応募者は安心できます。
また、応募状況のアップデートや次のステップへの案内がまめに届く企業ならば信頼してもらえるでしょう。

採用管理システムなどを利用し、採用担当者が情報共有できるようにする

採用管理ソフトの導入を考えているなら、求人、応募、採用後のプロフィールまで一括して管理できる人事用のソフト(プラットフォーム)にしておくと便利です。採用サイトから得た情報を採用担当者が共有し、活用できるようにしましょう。

海外では、以下のようなものがよく知られています。

  • SAP SuccessFactors:採用活動から採用後のコミュニケーション、入社後の実績や給与などの個人データが管理できる
  • Smart Recruiters:動画や画像を簡単に取り込んで求人用ウェブサイトをつくったり、外部のSNSや社内SNSと連動して採用活動や人材管理ができたりする

3. 採用サイト活用のポイント

メーリングリストなどを利用し、応募者とのつながりをつくる

自動メッセージでアップデート情報を送ったり、登録してもらったメールアドレスに転職EXPO参加や転職者向け説明会の案内などを送り、応募者や興味を持ってくれた人と接点の継続をはかりましょう。すぐには求人へ応募しない人でも、交流を通して将来の候補者になるかもしれません。

若手層に親しまれる採用サイトにして、まめな更新を心がける

1980年代~2000年代に生まれたミレニアル世代。これからの労働人口の核となるこの世代は、幼い頃からインターネットのようなテクノロジーに触れて育ったデジタルネイティブです。スマートフォンの使い方が上手なこの世代に注目される採用サイトを目指しましょう。情報を広げる力に優れているミレニアル世代が興味を持つ情報は、SNSで共有されてほかの人にも伝わりやすくなります。

SNSで情報を共有してもらうためには、更新頻度をあげて常に新しい情報を伝えることが大切です。ブログ形式で感動エピソードや成功事例、企業の面白さや楽しさが伝わる記事、企画などを紹介してもいいでしょう。そして共有してほしいページには、スマートフォンからでもすぐにクリックできるように目立つSNSシェアボタンを設置します。

採用サイトのスマートフォン対策は、採用活動開始の第一歩

日本でも拡大するスマートフォンの利用。総務省が平成26年に実施した調査によると、20代の94.1%、30代の82.2%がスマートフォンを利用しているとのこと。これからの採用活動において、スマートフォンへの対応は日本でも必須となるでしょう。

マイナビ転職を始めとする転職サイトがスマートフォンに対応しはじめています。もし、自社専用のシステムを構築する予算の確保が難しい場合は、今回ご紹介したポイントを参考に、転職サイトの利用を検討するのもひとつの方法かもしれません。

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