採用ノウハウ

面接でストレスに強い人かどうか耐性を見極める!

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「面接ではストレスに強そうな人だと思ったのに…」と、入社後に採用を後悔したことがある採用担当者もいらっしゃるようです。数回の面接で、応募者のすべてを理解できるものではありませんので、ときには入社後に採用しなければよかったと思うケースもあると思います。

しかし、即戦力を期待する中途採用において、入社早々このような状態に陥ると、受け入れた部門の負担が大きくなるばかりでなく、会社の規模によっては企業成長にも影響が出てきます。

入社後、どのような場面で採用した人がストレスに弱いと感じるのでしょうか。
たとえば「職場になじもうとしない」「仕事に前向きではない」「成長意欲がない」「すぐ辞めてしまう」「注意するとすぐ落ち込む」…などでしょうか。

今回は、面接で「ストレスに強い人」かどうか耐性の見極め方をお教えします。

ストレス耐性の見極め方のポイント

在籍年数が2年未満を繰り返している方は、人間関係のストレスに弱い?
⇒「上司から学んだかことは何か」「部下を育成するときに大事にしたこと」を確認しましょう。

「仕事が合わない」を理由にしている人は、青い鳥症候群の可能性が高い!
⇒「仕事でどのような工夫をしたか」「その仕事から得られたことは何か」と質問しましょう。

ストレスの経験が少ない第2新卒は多い! イマイチ成長意欲がない…。
⇒学生時代にさかのぼって「一番熱中したこと」「一番ワクワクしたこと」を聞いてみましょう。

圧迫面接は有効か? ストレスに強いかどうかの見極めとしては有効ではありません。
⇒行動特性やその場のストレス耐性を見るには、同じ話で5回質問を繰り返してみましょう。

在籍年数が2年未満を繰り返している方は、人間関係のストレスに弱い?

転職を繰り返すと、転職癖のようなものがついてしまいます。リセットボタンを押すかのように簡単に転職してしまうのです。20代で3社以上、30代で4社以上、40代で5社以上が目安です。
これまで転職・就職支援をしてきた私の経験から、1社当たり、2年前後で転職を繰り返している場合、上司や部下との関係構築にストレスを感じて転職している人が多いと見受けられます。

なぜ、2年前後なのかというと、入社して会社や仕事に慣れるのに1年くらいかかります。仕事に慣れ、会社の縦横の人間関係がどんどん広がり、深まるのが、入社1年~1年半後くらいです。関係構築がストレスになっている方は、入社1年半くらいで転職を考え始め、行動に移すのが入社2年前後というわけです。

すべてのケースが当てはまるわけではありませんので、転職を繰り返している応募者には、ぜひ面接のなかで、これまで勤めてきた会社での人間関係に関する質問を投げかけてみるとよいでしょう。

具体的には「上司から学んだかことは何か」、あるいは「部下を育成するときに大事にしたこと、また部下はどう成長したか」と質問してみましょう。肯定的に答えていれば良好な関係、否定的な内容ばかりの場合は関係構築が苦手である可能性があります。

この質問は、中途採用の面接で頻発される項目ではないので、回答を用意していない応募者も多く、意外と本心が出やすいもの。在籍年数が短い、転職回数が多い応募者には、ぜひ質問してみてください。

  • ポイント
  • 20代で3社以上、30代で4社以上、40代で5社以上の社歴がある方は要注意
  • 人間関係構築によるストレスは、上司から何を学んだか、部下をどう育成したか、で見極める

「仕事が合わない」を理由にしている人は、青い鳥症候群の可能性が高い!

たとえば、「ノルマが厳しくて…」「コミュニケーションを取ることが苦手で…」と、仕事そのものがストレスになって転職するケースはよく見られます。職種転換を希望する場合、その傾向が高いでしょう。

自分の適性に合わないから仕事を変える。これはもっともな理屈ですが、「自分に合わないから」を理由にしている人は、この先いつまでたっても自分に合った仕事を見つけることはできません。100%自分の希望に合う仕事は世の中にないからで、これは青い鳥症候群といえます。

仕事への不適性がストレスになって退職したと思われる場合は、「仕事でどのような工夫をしたか」「その仕事から得られたことは何か」と質問してみましょう。前向きな答えが返ってくれば、ほかの職種に就いても、努力して取り組める方でしょう。
ネガティブで周囲の環境のせいにする場合は、採用は見合わせた方がよいでしょう。問題や壁にぶつかったとき、他者や環境の責任にして、自ら前向きに解決しようとしないので、またすぐに辞めてしまうかもしれません。

  • ポイント
  • 「職種を変えたい」が理由で転職をする人の多くは、青い鳥症候群
  • 仕事で工夫したこと、仕事から得られたことを質問し、仕事へのストレス度合を確認する

ストレスの経験が少ない第2新卒は多い!イマイチ成長意欲がない…。

数年前、大学新卒の内定率の低さが社会問題となっていました。求人倍率も上がり、労働市場が活気づいた今、第2新卒として就職活動をしている人も多いことと思われます。

第2新卒の採用の場合は、大学時代にさかのぼって、「熱中したこと」「力を入れたこと」「自信のあることは何か」など、どれだけ行動力をもって学生時代を過ごしたかを確認するようにしましょう。

最近の20代の傾向として、スポーツでも勉強でも趣味でも何でもいいのですが、何かに打ち込んだり、目標達成したりした経験が少ない人も多いようです。
挑戦した経験が少ない場合、失敗を恐れる、成長意欲が低いなど、仕事でつまずく可能性が高く、ストレスに弱いのです。そもそも、これまでストレスが少なく、「ストレス慣れしていない」と言った方がよいかもしれません。

面接では、とても素直な印象を受けるので、ゼロから育てやすいと評価する採用担当者も多いことでしょう。しかし、いざ入社してみると、言われたことしかできない、指示されないとできないなど、上司は大変苦労するようです。

第2新卒を採用する場合は、学生時代、「一番楽しかった出来事は何か?」「一番熱中したことは何か?」「一番ワクワクしたことは何か?」と聞いてみてください。
質問するときの注意として、「一生懸命に頑張ったことは何か?」と聞くと、委縮する20代もいます。これは世代の感覚なのかもしれませんが、楽しかったこと、熱中したこと、ワクワクしたことなどと置き換えて、応募者の人となりのよさを引き出すことも採用担当者として腕の見せどころです。

  • ポイント
  • 何かに挑戦したことがない人は、失敗を恐れる、成長意欲が低く仕事でつまずきやすい
  • 学生時代、熱中したこと、ワクワクしたことがある人は、行動力がある人材!

圧迫面接は有効か?
―ストレスに強いかどうかの見極めとしては有効ではありません。

面接官の態度からストレス度合を見極める方法についてお伝えします。よくストレス耐性があるかどうかを見るために圧迫面接をする、という採用担当者もいらっしゃいますが、圧迫面接は効果的ではないと考えています。

圧迫かどうかを感じるのは受け手によるところもありますが、あえて面接官が横柄な態度で面接をする必要ありません。
ある外資系企業の人事担当者は、一つの質問に対して、「なぜ?」「より詳しく話して欲しい」と、5回繰り返して聞いていくと、その人の行動特性や再現性の実力が備わっているかがよくわかると話してくださいました。これは、実力の見極めだけでなく、5回の質問に答えるだけでもエネルギーがいるものなので、ストレスに強いかどうかを見極めるよい方法ではないかと思います。

  • ポイント
  • 一つのことに「なぜ?」と5回繰り返し質問すると、行動特性や再現性ある実力の持ち主かが分かる
  • 5回の「なぜ?」の質問に耐えられる人は、ストレスにも強い!

以上、面接で「ストレスに強い人」かどうかを見極めるポイントをご理解いただけましたでしょうか。ぜひ参考にしてみてください!

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