採用ノウハウ

「選ばれる」中小企業へ。面接で応募者の気持ちを掴む方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

採用活動に苦戦している中小企業は、優秀な人材を獲得すべく様々な採用戦略を打ち出しつつも、内定辞退を受けてしまったり、そもそも応募者が集まらなかったりというケースも少なくありません。
中小企業は大企業に比べ認知度に劣るため、人材獲得において母集団の形成と内定受諾までの繋ぎ止めが重要になります。しかし十分に人材を見極めなければ、自社にとって本当に必要な人材は採用できません。人材とのマッチングに注意を払いながら、戦略的に採用活動を進めていくことが大切です。

経営者が面接に出ることで、応募者にも企業にもメリットがある

一般的に、面接官は採用背景や諸条件を知る人事はもちろん、実務レベルの話ができる現場社員や責任者が務めます。更に経営者が面接官となることで、企業側にも応募者側にもメリットが生まれます。

応募者側から見たメリット

経営者が面接官になると、応募者は企業方針・目標を深く聞くことができ、志望意欲が促進されます。

採用過程において、応募者はさまざまな不安・疑問を抱えています。その中には、企業の方向性や方針、経営理念など、本質を経営者でなければ伝えられないものも含まれます。経営者が応募者の前に立ち、自ら質疑応答に応じたり、説明を行ったりすることでそうした不安が解消されやすくなるでしょう。
また応募者側から見れば、「経営者がわざわざ面接の場に来てくれた」というだけで、企業側の採用に対する強い思いが伝わるものです。結果的に、応募者の就業意欲を高める結果を招く可能性も少なくありません。

面接官となる経営者から見たメリット

社員一人ひとりの能力や個性の把握は、人事面のみならず経営面においても役立つ情報となります。企業は人で成り立っているのです。大企業であれば、経営者が社員全員を把握していないケースは多いでしょうが、中小企業では、社員に目を向ける余地が残っています。
企業について最も理解が深い経営者の視点から「会社とのマッチング性」「人材のビジネス力」を見極めることは、企業成長において大きなメリットとなるはずです。

自社にとっての「優秀」な人材を採用する

採用時の優先項目は、企業によって異なります。しかし、「学歴が高い」「大手企業の出身」というだけで「必要な人材」だと判断するのは危険です。企業規模を問わず他社が求める人材が自社に必要とは限りません。
面接のゴールは、入社後に期待されたパフォーマンスを発揮し、自社に良い影響をもたらしてくれる人材を採用することです。過去の実績や経験はもちろん、保有スキルや人物面などから多角的に判断することが大切でしょう。また、企業毎に文化が異なり、少なからず企業と社員との相性も存在します。人事採用担当者は自社の文化と候補者がマッチするか見極める必要もあります。採用目的から自社の求める人物像・スキルを明確化し、学歴や出身企業などに捉われず判断しましょう。

待遇条件に対する認識の相違を解消する

転職の動機の根底には「今より条件の良い環境に身を置きたい」という思いが少なからずあります。それは社風や職場環境のみならず、待遇面も含まれます。万が一にも入社後の待遇が事前のイメージと乖離するようなら、不満となって早期離職などの危険性があります。
面接時には、待遇について相違がないことを確認しておきましょう。給与や福利厚生、ポジション、あるいはキャリアステップなどを含めて説明し、疑問が無くなるまで質問に応じることが重要です。

応募者からの質問時間を長くし、疑問を残さない

中小企業について、応募者が得られる情報は多くありません。大企業の場合、社内の情報を分かりやすく伝える採用サイトや、企業評価がわかる転職口コミサイトなどで応募者が気にする企業情報を見つけやすい傾向にあります。上場企業であれば、売上や事業内容、平均勤続年数といった情報まで事前に入手できます。
それに対して中小企業の場合、大企業並に採用サイトを作ってアピールすることは予算上容易でなく、応募者の気になる情報を事前に伝える環境が作りにくいのも現状です。
そのため、応募者からの質問時間を多めに設け、面接終了後に疑問が残らないよう配慮し、質問には具体的に答えることが肝心です。また、面接の場で自社への理解を深めてもらうため、積極的に情報を提供しましょう。実際にオフィス内を案内し、雰囲気などを見てもらうこともできます。相手の理解を深めつつ、自社をアピールするための時間を十分に設けると好印象です。

中小企業でも面接に工夫を加えれば「選ばれる」

中小企業にとって、中途採用を成功させることは簡単ではありません。しかし少しの工夫によって応募者の気持ちを掴み確度を高めることはできます。採用活動は、その後の企業の成長を大きく左右するものです。ときに応募者の側に立って考えながら、「選ぶ」だけでなく「選ばれる」ための面接実施を心がけるとよいですね。

まとめ

  • 経営者を面接に出す体制をつくる
  • 中小企業こそ「自社に必要な人材」の定義を曲げない工夫を
  • 応募者の疑問を解消することが採用ミスマッチを防ぐために重要である
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

マイナビ転職で、採用活動をはじめてみませんか?

会員数・掲載案件数ともに業界最大級!
数多くの企業様の採用を支援してきたマイナビ転職まで、採用のご 相談や掲載へのお問い合わせなど、お気軽にお申し付けください。

採用のご相談・お問い合わせはこちら

03-6740-7228
受付 9:15~17:45(平日)

関連コンテンツ

おすすめのコンテンツ