採用ノウハウ

Googleの人事が採用する、最も使いやすい人材

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アメリカで今、最も勢いがあり、注目されている企業のひとつはGoogle社であると言えるでしょう。同社は多国籍企業としても有名であり、世界中から優秀な人材が集まってきています。当然ながら違う国の人々はそれぞれ違う文化背景を持っています。積極的な人、消極的な人、個を大切にする人、和を大切にする人などさまざまでしょう。

そんな多国籍企業の中で人事担当のチーフを務めるラズロ・ボック氏は、「Work Rules!」という本の中で「使いやすい人材」について語っています。同氏によると、それは「謙虚な人」なのだとか。
ボック氏はThe New York Times紙上で、さまざまな企業で働く多くの「優秀」な人材たちのビジネスが、近年停滞気味であると考えており、その最たる原因が「謙虚でない」という点にあると指摘しています。今回は、こうしたボック氏の発言をたどりながら、「謙虚な人」を採用することについてのメリットを再確認してみましょう。

Google人事担当のチーフが語る、「謙虚な人」を採用するメリットとは?

1.「自分は頭が良い」と過信していない人は使いやすい

ボック氏は多くの「優秀」な人材は「自分は頭がいい」と固く信じ込んでいて、仕事上の失敗も少ないと指摘しています。これは一見良いことのように思えますが、実はそうではないようです。というのも「優秀」な人は、失敗の数が少なすぎて、そこから何かを学ぶ経験がないからなのです。

自分を頭がいいと思い込み、失敗から学ばないという姿勢は、やがてボロとなってどこかに現れてきます。たとえば、新入社員が犯してしまうような初歩的なミスをしてしまうようなことがこれにあたります。
さらに、ボック氏は「自分を優秀だと思い込んでいる人は、 ほかの社員や同僚を見下してしまう傾向がある。たとえば自分がミスをしても、それは自分以外の能力のない誰かのせいで、自分のせいではないと感じるのだ。」と言っています。プライドが高い人よりも、謙虚で自分のミスから学ぼうとする姿勢を持つ人をボック氏は使いやすいと言っているのです。

2.「批判」に素直に反応する人は使いやすい

多くの人は、周りから自分の仕事を批判されても素直に受けとめられません。もちろん批判を受けとめて、それを改善点として自分のものにできれば言うことはありません。ボック氏は、使える人材とは「自分の意見」をしっかり持っている人であり、かつ状況に応じて人の意見を柔軟に取り入れられる人であると言っています。 自分が完璧だと思っている仕事に対して、周りの人から「これはもっとこうした方が良い」と言われたときの反応が、本当に使える人材かどうかの分かれ道となるのです。ボック氏は「確かにあなたの意見の方が、この問題をスムーズに解決できるね」と認められる謙虚さがカギになると指摘しています。

3.「low ego」である

謙虚な人の第三の側面は「low ego(ローエゴ:エゴの少ない人)」であるという点です。特にこれはリーダーに求められる資質だとボック氏は言っています。

「low ego」とは、たとえば上司が部下の尻拭いをするのではなく、部下を温かく見守って自分で問題を解決させるという姿勢のことです。優秀なリーダーであればあるほど、うっかり部下の仕事までやってしまい、結局部下は何も学ばないという悪循環に陥ってしまうのです。

将来Google社を支えるリーダーを育成するためにも、自分のことはなるべく自分で解決する、他人のせいにしないというlow egoの姿勢を身につけ、自分がステップアップした際にも部下に同じ姿勢を指導できる人が使える人材となるのです。

Googleの考える「使える人材」は、意外と日本的!?

Google社のボック氏が使いやすいと感じる人材は、ただひたすら優秀でパフォーマンス能力の高い人であるかと思いきや、意外にも「謙虚な人」だったとわかりました。謙虚な人を採用することにより、批判を素直に受けとめ、失敗から学び、日々確実にステップアップしていく使える人材が生まれていくのです。このような人材を手にすることで企業全体も日々進歩を続けていくことができるでしょう。

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