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中途採用で面接官が気をつけるべき質問の仕方

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面接官が質問・面接の方法を変えるだけで、面接の有意性は格段にアップします。逆に、もし好ましくない方法を取ってしまえば、両者とも不満の残る面接・採用となってしまうでしょう。
ここでは、面接官が質問時に気をつけるべきポイントを解説します。

応募者がリラックスできる環境作り

面接では、誰でも少なからず緊張してしまうものです。そうなれば、どうしても普段通りに会話をすることができなくなります。このことを、面接官はよく理解しておきましょう。

緊張した応募者に対して、面接官は「面接くらいで緊張するな」などと思ってはいけません。たとえ仕事の場では商品やサービスのアピールに長けていても、自分自身をアピールする場はなかなかないものです。
面接終了後、本来の力を発揮できなかったと応募者に後悔させないためにも、応募者の緊張をほぐして本来の実力を発揮させてあげることが、面接官の大切な役割です。

そのために、面接官はどうすれば良いのでしょうか。

まず、面接官は笑顔で応対し、相手を歓迎する気持ちで応募者に接することが大切です。
入社を決めた理由としても、面接してくれた面接官の印象から「非常に話しやすく魅力的だった」などが挙げられることは少なくありません。それほど、面接官への印象は応募者にとって強く残っているのです。

また最初の質問は、応募者が答えやすい質問を選ぶことも緊張をほぐすことに繋がります。
いきなり自己PRや職務経歴を聞くのではなく、雑談に近い形で「ここまで道に迷いませんでしたか?」など、導入の質問を一つ入れましょう。それだけで、緊張した空気がほぐれてくるはずです。
そうした質問ならば応募者は自然と答えられるため、「今日は話せる」と自信をつけることができます。

質問を明確にし、混乱を避ける

面接で困ることの1つに、「応募者が何を言っているのかよく分からない」というものがあります。緊張のせいか、それともそのような資質の応募者なのかと考えてしまいがちですが、その原因が面接官の質問にある可能性もあります。

例えば、面接の最後に改めて志望動機を聞こうと思い、「当社に来るのはどうですか?」と質問したとします。この質問に対して応募者は、入社への誘いを受けているのか、それとも志望動機を聞かれているのか分かりません。
その結果、「是非お願いいたします。」と返答したとしましょう。面接官は回答の意味が分からず困惑しますが、質問の仕方が悪かったことにはなかなか気づきません。

このようなことを避けるため、質問は明確にしなければなりません。不明確な質問には不明確な回答しかできず、双方が混乱してしまうことに繋がります。これは、面接という一発勝負の場において絶対に避けるべき事態と言えるでしょう。

能力や経験に係る質問はより具体的に

世の中には画一的な能力や経験があります。例えば英語の場合、TOEICなどの検定試験の点数で能力を表す場合があるでしょう。しかしTOEICはあくまで読解力を示す試験であって、実際の会話力やビジネスへの応用力を確信できるものではありません。

そのうえで、例えば「英語を話せますか?」と意図が曖昧な質問をしたとしましょう。
「英語を話せる」と言っても、ネイティブ並みに話せるのか、一般のビジネスシーンで困らないレベルなのか、それとも日常会話程度なのかレベルは様々です。

企業がビジネスレベルの英語力を求めているにも関わらず、応募者は日常会話なら問題ないからと「話せます」と回答したらどうでしょうか。
面接官は勝手な解釈から「この人はTOEICの点数も高いし、ビジネスレベルで話せる」と誤解してしまうでしょう。すると入社後、イメージしたレベルとの違いに驚くことになります。これはTOEICに関わらず、パソコン能力やその他職種における実務能力においても同様です。

では、どのように質問すれば良いのでしょうか。

先の例であれば、「当社では~などの場面で英語での会話が伴うのですが、その程度の英語は話せますか?」などと質問するべきだったでしょう。資格を持っているから当然できるだろうと、自分の考えで見極めを行うのは危険です。能力や経験の判定では、相手がより具体的にイメージできるよう質問を工夫しなければなりません。

本来の姿を見る質問を!

面接の仕方を誤ると、思わぬミスマッチを招きかねません。また、逆に本来の素質を見ぬくことができず、不採用という判断で貴重な人材採用を逃してしまう可能性もあります。しかし、面接官と応募者の両者が、明確な質問に基づいて面接を行うことで、一人ひとりに対する面接時間を効果的に活用することができます。

面接官には、リラックスできる環境の下、「意図が明確」で「ミスマッチが起こりづらい」質問を考え、円滑に選考を進めるという「面接マネジメント力」が求められているのです。

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