人事お役立ち

優秀な転職者を獲得できる!? 良い人材が集まる企業に学ぶ、魅力的な社内制度

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充実した福利厚生を導入することは、社会からの注目度を高め、企業のブランディングに影響するだけではなく、より良い人材を集めることにとても効果的です。

事実、2014年に行われたマイナビ独自調査「仕事に対する意識調査」においても、転職先に求める条件として、「給与や福利厚生が良い」がダントツの1位を獲得しています。
また、現在勤めている職場での不満として「給与や福利厚生が悪い」が1位となっております。

つまり、福利厚生を整えることで内と外の両方から優秀な人材を確保できると言えます。
では、どういった制度が、優秀な人材から「魅力的」と感じてもらえるのでしょうか。

  1. 今回ご紹介する企業

  2. 1社目:株式会社Evernote
  3. 2社目:株式会社スタートトゥデイ
  4. 3社目:株式会社ディスコ
  5. 4社目:株式会社じげん

日本一休暇の取りやすい企業
株式会社Evernoteの社内制度

転職理由の一つとして「現職では休暇が取りにくかった」という声は、多く寄せられます。年間有給取得可能日数と消化日数は、会社選びの大きな指標となっていると言えるでしょう。そんな中で株式会社Evernoteは、「無制限休暇」の有給制度を掲げています。

有給の取得日数が無制限となり、何日取得してもOKとなる制度です。

育児など家庭の事情を含め、多種多様な働き方が増えている中で、集中して業務を行い、必要なときにしっかりと休むことができる制度は現代に沿った制度と言えます。

時間ベースではなく成果ベースでの評価をしている企業だからできることとも言えますが、集中して業務を行うことで休暇が取れるとなれば、当然生産性は上がり、目標達成に向けて責任感も向上します。

こういった施策はNetflix社など多くの外資系で採用されています。自己管理能力が問われる制度ですが、長期旅行も可能なため、ワークライフバランスを確立させたいという人や、プライベートを充実させたい人には格好の制度です。

社員の「早帰り」や「昼寝」によって業務効率化は図れる
株式会社スタートトゥデイの社内制度

また業務の「中だるみ」を人事制度によってコントロールする企業も存在します。ZOZOTOWNの運営会社であるスタートトゥデイは「1日6時間勤務制度」を実践しています。9時に出社した場合、昼休みをとらずに業務を完了させれば15時には退社して構わないというものです。

あくまでも定時は8時間であり、6時間で退社してもよいとしているため、給料は8時間分が支給されます。つまり、仕事を6時間で終わらせることができれば帰っていい制度です。

できた人から帰ってよし。まるで学生時代のテストのようですが、スタッフ一人あたりの労働生産性が前年比25%上昇する結果が出ているそうです。

子供の送り迎えのあるママさんパパさんでも、早退することなく、パート社員としてでなく、正社員として業務にコミットできる仕組みは素晴らしいですよね。

ただ、この制度は必ずしも「6時間働けばいい」というものではありません。チーム全員が仕事を完了させなければならないため、社員が連携し、労働生産性を向上させる一面もあります。

GMOインターネットグループの社内制度

またGMOインターネットグループが採用する「GMO Siesta(シエスタ)」では、一般的な企業では禁止されている昼寝を許可することで作業効率や生産性を上げています。

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針 2014」においても、午後の早い時間に30分以内の昼寝をすることで、眠気による作業能率の改善に効果的であるとされています。

さらにこの制度のすごいところは、デスクなどで寝るのではなく、リラックスして休憩できるよう、マッサージ・お昼寝用のスペースも導入しているところです。悪い姿勢で眠り、身体を痛めることもなく、また短い時間の睡眠でも質にこだわっているところが見えます。

自分のペースで休憩を挟めることは、社員のストレス発散にも繋がるでしょう。

ペナルティ制度によって社員に緊張感を与える
株式会社ディスコの社内制度

休憩時間のサポートのような「飴」的制度ではなく、ペナルティを課すなどの「鞭」で業務効率を上げる施策も存在します。一例としては、株式会社ディスコの「Will会計」という管理会計制度を導入しています。「Will」という社内仮想通貨を導入し、社内業務の受注などによって社員はWillを稼ぐことができます。

人事評価とWill会計は直結していませんが、パソコンの使用料などにWillが必要となるため、個々がWillを日頃から稼がなければいけません。

また同企業では「痛み課金」といって、経費精算などが遅れた場合に延滞料として、所属部門が経理部門に対して延滞料を支払う制度や、会議室のレンタルに多額の使用料が発生するなど、スパルタな人事制度が存在します。

社員の動きやすさや柔軟性を奪うリスクもありますが、余計な経費や無駄な会議を削減できるため、業務のスマート化につながるメリットもあります。

「チャレンジができる」ことが企業の魅力になる
株式会社じげんの社内制度

有給制度を始めとするライフスタイル関連の制度が注目を集める一方で、「仕事のやりがい」を高める制度も重要です。株式会社じげんでは「会社は皆で創っていく、運営していく」という考えのもとで委員会制度「zigeIN」を掲げています。

社員全員が何かしらの委員会に所属し、自分たちの目線で快適な職場環境をつくる制度です。現場の声が尊重されるとなれば、働く社員の満足度向上につながることは間違いありません。

自分の手で会社運営を担うだけではなく、他部署とのコミュニケーションの機会が生まれることも魅力となっています。

また社内での風通しを良くし社員の挑戦をサポートする企業もあります。サイバーエージェントでは半年に一度、希望する他部門やグループ会社への異動をチャレンジできる「キャリチャレ(キャリアチャレンジ)」を実施しています。

希望する部署に配属されなかったなど、人事において不満を持ってしまったことで転職につながることもあると思われます。

また、当初の希望が働いてみて変化することもあるでしょう。自分の持ち味が活かせる部署に異動したいと願うのは当然ですが、平等にチャレンジできる機会があることは魅力的です。

強い目的や意思をもっている人材にとって、成長のチャンスがあることは非常に心強いでしょう。

マンネリな人事制度からの脱却が人材獲得につながる

自社の人事制度や業界慣習を客観的に捉え、解決策となるような制度を設けることは、既存の人材の就業満足度を高めるだけでなく、自社のブランディングへとつながります。

「企業のルールはこうあるべきである」という殻を打ち破る人事制度は、新たな環境での活躍を考える人に魅力的に映り、優秀な人材を獲得することにつながるのです。他社に追従する人事制度だけではなく、自社での攻めの人事制度を一度検討してみてはいかがでしょうか。

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