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Facebookの人事部長が語る、Facebookが若手社員を引きつける理由

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デジタルネイティブとも呼ばれる1980年代~2000年代生まれのミレニアル世代。アメリカの労働人口において、ミレニアル世代の数は、ひとつ上の世代であるジェネレーションXを超えました。ピューリサーチのデータによれば、アメリカの労働人口の3人に1人以上がミレニアル世代。2025年までにはアメリカの労働人口の44%がミレニアル世代となります。

いま、世界中の企業がミレニアル世代の実態を調査し、採用活動において彼らを引きつける戦略を立てています。Facebookも例外ではありません。1984年生まれのCEOマーク・ザッカーバーグ氏自身もミレニアル世代。ミレニアル世代のリーダーに率いられる組織が、どのように新世代に合わせた人事を行っているのかご紹介しましょう。

ミレニアル世代の志向はほかの世代と変わらない

ミレニアル世代の特徴を説明するときに「いままでの世代とは異なる」と、形容されることはよくあります。しかしFacebookの人事部門の責任者ロリー・ゴラー氏は、7年間の従業員アンケートの結果からそれを否定しています。

ロリー・ゴラー氏はこの結果を受けて、この様に語っています。

「ミレニアル世代は、充足感や意味を与えてくれる仕事を探しています。そして、信頼されたい、自分の力を活かしたいと思っています。それは、ほかの世代の社員と変わりません。彼らに学びと成長の機会を与え、リーダーシップをとれるよう公的な権限を与えることが大切です。」

Facebookがミレニアル世代の社員を引きつける理由

過剰にミレニアル世代だけを意識する必要はありません。ゴラー氏は、Facebookがミレニアル世代の社員を引きつける5つの理由を挙げています。

1. 自分がチャレンジしたい仕事ができる

ミレニアル世代は、意味のある仕事をして世界によい影響を与えることに関わりたいと思っています。このため、ミレニアル世代は自己主張が強いという人もいますが、意味のある仕事をしたいというのは現代人の傾向であり、どの世代にも当てはまるとゴラー氏は述べています。例えば、Facebookに入社するエンジニアは、所属するチームを自分で選び、組織のニーズにあっていれば、エンジニア自身が最も意味のある仕事だと信じていることに挑戦できます。

2. ミレニアル世代の自己顕示欲をポジティブに受け止めている

ミレニアル世代は、私生活をなんでもFacebookで共有します。また、どの世代よりも自撮り写真を投稿しているのも大きな特徴。そのせいで自己顕示欲が強いと敬遠されがちですが、家庭でも職場でも本当の自分を見せることができるのは悪いことではないとゴラー氏は言います。Facebookでは、彼らをワーク・ライフ・インテグレーション(仕事と個人生活を柔軟、かつ高い次元で結合すること)に優れていて信頼できる、効率のよいリーダーだと評価しています。

3. 管理職になることだけが出世の道ではない

Facebookでは、マネージャーになることだけが昇進の道ではありません。例えば、コードを書くことが何よりも好きな人は、管理職にならずにコードを書きながら昇進を目指せます。上級職に就くまでの道のりは、ひとつではありません。自分の力を活かしたい傾向があるミレニアル世代の、転職や退職の歯止めとなる制度です。

4. 誰もが自分のスキルを伸ばすためのトレーニングが受けられる

自分の力を活かすためならスキルアップに励むミレニアル世代ですが、職場で学ぶ機会があることは感謝されます。しかし、研修会のように大勢で集まるようなものではなく、実際に仕事を進めながら指導者からフィードバックやアドバイスを受ける形式のオンゴーイング・コーチングを好むようです。学ぶ機会は社内の誰にでも与えられます。

ゴラー氏によれば、数年前にマーク・ザッカーバーグ氏に、スピーチの訓練を受けるべきだと率直な意見を言ったインターン生がいました。ザッカーバーグ氏はそのアドバイスを聞き、スピーチのレッスンを受けるようになったとか。そのときの大胆なインターン生はFacebookに採用されました。

5. 新人でも、良いアイデアを出せば、リーダーとして活躍できる

同性婚をする人たちをサポートするためにFacebookのアイコンを虹色に変えたイベントを覚えているでしょうか?
実は、あの虹色アイコンの製作者は2人のインターン生なのだとか。彼らは、その業務の担当だったわけではありませんが機会を逃さずリーダーシップを発揮し、イベントを成功させました。

ミレニアル世代はチャンスを与えられるまで待ってはいられません。いつでも動ける状態でいたいのです。その特徴は批判されることもありますが、見方を少し変えれば、個人も企業も元気にできる新しい取り組みができるでしょう。Facebookでは、どのような立場の人でもアイデアを出し、実行にむけてリーダーになれるような仕組みづくりを心がけているのです。

Facebookは、ミレニアル世代の特徴を肯定的にとらえている

上の世代がミレニアル世代の特徴を語るとき、どうしても自分たちと違う部分を過剰に意識したり、批判したりしがちです。しかしFacebookではデータをもとに社員の希望を細かく把握し、ミレニアル世代が能力を活かしやすい環境を整えています。こうしたFacebookのアプローチは、参考になる部分が多いのではないでしょうか。

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