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採用研修でパーティゲーム!?「人狼」の魅力と人材育成メリット

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新入社員の採用研修において、最も重要なことのひとつにあげられるのが社員同士のコミュニケーションです。円滑なコミュニケーションは離職率の低下にもつながり、今後のスムーズな人間関係のきっかけになります。昨今、このコミュニケーションを円滑にするため、研修にゲーム的要素を取り入れる企業が増えているとのこと。そのなかでも、静かなブームとなって注目されている「人狼」をご紹介しましょう。

「人狼」とは?

「人狼」は、市民とマフィアが争う「Mafia」というゲームが元祖といわれています。「Mafia」は、1930年ごろにヨーロッパでうまれたといわれる伝統的ゲームをもとに、1986年にソ連のモスクワ大学心理学部にてドミトリー・ダビドフ氏がつくったもの。その後、ヨーロッパから世界各地に広がり、日本でもブームとなっています。

このゲームは「市民チーム」と「人狼チーム」の2つに分かれて行われます。「市民チーム」の目的は、市民のなかに紛れ込んでいる人狼を見つけ出すこと。反対に「人狼チーム」の目的は、見つかることなく、夜のあいだに市民を攻撃して食べてしまうことです。

まず、配られたカードによって「市民チーム」と「人狼チーム」に分かれます。その後、全員が目をつぶり、人狼同士は目を開けてお互いを確認します。あとは市民のなかに紛れ込んだ人狼を、会話をしながら見抜いていくというのが大まかな流れです。人狼は、自分が人狼であることを見抜かれないように、ほかの人が人狼であるとミスリードします。ポイントは、全員が本当のことを言わないでもよいというところです。

最初に決めた数分間で会話を終えると夜になり、人狼が市民を1人だけ攻撃して食べてしまうことができます。夜が明けると残った人たちで話し合い、人狼(と思わしき人)を1人処刑。本当に人狼の場合もあれば、冤罪で市民が処刑されてしまうこともあります。最終的にすべての人狼を見抜けば市民チームの勝ち、プレイヤーの過半数が人狼になってしまったら、人狼チームの勝ちです。

市民のなかには、カードをめくることができる占い師や、市民なのに人狼に加担する狂人、人狼の襲撃から市民を守れる狩人など、ローカルルールによってさまざまな役割(ロール)があり、世界中で広がりを見せています。

業務に対するメリット

このゲームには進行役(ゲームマスター)が必要なため、最低3人から、多ければ10人以上でもプレイが可能です。同期の新入社員同士で人狼をすると、自己紹介などでは決して見えてこなかった部分が見えてきます。それはしばしば、自分自身すら気づかなかった面であることもあるのです。

嘘なのか、本当なのか、建前なのか、ミスリードなのか。人狼で行われるやりとりは、言葉によって人を動かすビジネスの世界と通底しています。例えば、単純な日常業務以外に、定期的に訪れるイベントや不意に投げられる言葉のボールに対して、表に出せる目的と出せない意図をふまえてどう投げ返すか。社外でのビジネストークや、社内でのコミュニケーションにも直結する部分を感じ取れることでしょう。
また、チームの勝利という目的に向けて、それぞれが思い思いに会話を展開するなかで深い洞察力を求められるため、新入社員のパーソナリティがはっきりと出て、短時間で濃いコミュニケーションを図ることができます。

「人狼」がコミュニケーションを円滑にする

新入社員の研修にゲームを取り入れる企業は多いですが、ただのレクリエーションではなく、ビジネスの本質に関わるゲームを選ぶことが大切です。短時間でも本気で頭を使うことでパーソナリティが表れ、研修が終わってからもそれぞれの人間関係や仕事の姿勢に大いに影響するでしょう。

これは「人狼」に限ったことではありませんが、優れたゲームというものは人を熱中させます。実はその時の脳の動きとしては、全力で仕事をしているときと変わりません。全力で知能ゲームをすることで、特に営業など対人的業務における特性がはっきりとわかり、人事が配属を決める際にも役立つことでしょう。

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