WEBセミナーを活用することで応募者の質の向上を実感 !

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課題
- 選考前に毎回実施していた会社説明に時間を要していた
- 選考辞退や面接のドタキャンが多かった
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導入サービス・成功ポイント
- 仕事理解度アップ
- 面接工数の削減
- 面接者の歩留まり改善
採用ミスマッチの低減に向けて、企業イメージや仕事内容を求職者へ届けるためのツール「WEBセミナー」。実際にWEBセミナーを利用して採用活動を成功させている株式会社フルタイムシステムの人事マネージャーである大栗さんに、WEBセミナーの導入背景や活用後の採用状況の変化などをお伺いしました。
私たちフルタイムシステムは主に宅配ボックスの製造から保守管理まで行っています。面接者一人ひとりに対して、事業内容の説明からはじまり、各職種の仕事内容の説明などを一つひとつ丁寧にしていくと、1時間から1時間半はかかっていました。
基本的に採用活動は私ひとりで行っているため、同じ内容の会社説明を何度もするのは大きな負担となっていました。そうしたところ、マイナビさんから「WEBセミナー」というサービスをご提案いただき、導入したのが始まりです。

導入前の課題
―これまで会社説明にどれくらいの時間を要していたのでしょうか?
私が説明するのと変わらない内容をWEBセミナーでも行えることを知ってからは、とても有効に時間を使えるようになりました。時間にして30分程度は削減できていると思います。臨場感を出すために私自身が生で説明することもありますが、「理解の促進」を重視するのであればWEBセミナーで十分だと感じています。
何より最先端の採用活動をしていることで、面接に来られた応募者に驚いてもらえるし、内容がわかりやすかったと喜んでもらえる。面接を通じて先進的な企業だと捉えてもらえることで、企業ブランディングにもつながっているように感じています。
―具体的にはどのように活用されているのでしょうか?
WEBセミナーを見てもらうとき、必ず質問や疑問点があったらメモを取っておいてくださいと最初にお伝えします。こうすることで大体の方が企業理解、仕事理解をした上で面接に臨んでくれます。
また、面接の際にも、「私が一番伝えたかったところはどこかわかりますか?」といった業務に関わる質問を初めから投げかけられるので、面接を効果的に進められます。
北は北海道から南は福岡まで私ひとりで採用活動を行っているため、どうしても時間を取れない場合があります。そういった際、面接に来てもらう前にWEBセミナーを見てもらうようにしています。WEBセミナーを見て内容を理解できない方の場合、私と面接してもいい結果につながることは少ない。そのため、面接の判断基準としてWEBセミナーを活用することがあります。
―WEBセミナーを通じて入社された方はどのくらいいますか?
WEBセミナーを見た応募者はトータルで20名ほどです。そのなかから面接を経て5名〜6名の方に入社していただいています。そのほかにも内定を出し、書類の返送を待っている方がいます。WEBセミナーを導入してから、応募効果が変わったというより応募者の質が高くなったという印象が強いですね。
―実際にどのような質の変化がありましたか?
一番印象的だったのは、Iターン転職を希望される方の面接を行った時のことですね。事前にWEBセミナーを見てもらったのですが、当社のことをよく理解してくれた。
通常は面接すると一つや二つ質問が出てくるのですが、この方は一つも質問がなかったのです。こちらから質問してもきちんと会社のこと、仕事のことを理解していることがわかり、なおかつ転職に意欲的。WEBセミナーを導入する前と比べると、応募者の面接に臨む姿勢が今までと違うと感じました。
こういった方からの応募が増えると我々も効果を実感でき、ツールへの信頼につながっています。
―いま採用担当にとってどのようなことが求められているのでしょうか?
「採用担当者」は基本的に固いイメージをもたれています。ですから、会社説明をしても応募者は緊張の面持ちで話を聞くことになります。しかし、それでは良い採用活動は実現できません。採用担当者にも、応募者が心を開きたくなるような訴求力が必要だと私は考えています。
元気な社員にWEBセミナー内で登場してもらい、固いイメージを緩和しつつ、会社のこと、仕事のことを伝えてもらうのです。もし、自社の採用担当者は固い、もしくは自分自身が固い採用担当者だと感じていたら、WEBセミナーを活用することによって応募者の反応の変化を実感できるのではないでしょうか。
採用担当者は応募者を“見る”立場にいるといまだに思っている方がいますが、今の時代、採用担当者は応募者に“見られる”立場にいることを理解しなければいけません。
経験されている方であればご存知かと思いますが、例えば新卒採用では採用担当者は40名〜50名の学生を前にプレゼンをする機会が多く発生します。時間にして、だいたい10分程度。「弊社は業種としてこんなことをやっていて……」とお話する他社さんは多いですが、限られた時間ではすべてを伝えられることはできませんし、“聞いてくれる”のが当然と考えている意識の表れです。
私の場合は「学生のみなさんが本当に聞きたいのは、会社が何をしているかではなく、どうやったら内定を勝ち取れるかですよね?」とお話します。すると、面白い会社だと思ってもらえて、学生から会社説明会に参加したいとオファーが来る。そして、会社説明会に来てもらったらWEBセミナーを活用して会社についてわかりやすく伝えていきます。
このような他社とは違ったアプローチができるのも、自信をもって見てもらえるWEBセミナーがあるからです。応募者に選んでもらうために、WEBセミナーは効果的なツールだと感じています。
―WEBセミナーを今後どのように活用されていく予定ですか?
次は現場で働く人の生の声を伝えていきたいと構想中です。たとえば「エンジニアリング事業部はこういう部署です」と私が伝えて、さらに詳細な部分は現場の人から伝えるWEBセミナーを作っていきたいと思っています。
どの部署の業務を説明するにしても毎回同じ内容を話すのは骨の折れる仕事なので、負担軽減になるWEBセミナーは、人事の強い味方です。パソコンがあればどこでも説明会ができるため、採用担当者は1、2名で十分。WEBセミナーをさらにアップデートできれば、採用にかかる工程は今まで以上に軽減されて効率化されると思うので早く新しいWEBセミナーを作りたいですね。



人事マネージャー
大栗 雄太 様
ページ上の各種情報は2020年3月時点のものです。
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